中央児童館は平成25年3月31日をもちまして閉館しましたので,本館,子ども文庫,遊戯館,駐車場,野外炊飯場等の施設は御利用になれません。児童遊園は引き続き御利用が可能です。
宮城県中央児童館は昭和33年に設置されました。昭和40年に現在地(仙台市太白区向山)に新築移転し,平成13年4月,組織改編に伴い,子ども総合センターの附属施設となりました。中央児童館のある向山丘陵近辺は,仙台市野草園から八木山動物公園,青葉城址,青葉山,太白山に連なる一角で,四季折々の風情が楽しめる自然環境のすばらしいところです。
(宮城県ホームページより)
調べ物をしていてたまたま天江富弥氏の童謡詩碑がここにあることを知って、宮城県のホームページ内の中央児童館のページを見てみたら、なんと児童館はすでに平成25年3月に閉館になって建物は取り壊される予定らしいです。
そしてさらにその建物には「なかよしの大時計」というものがあり、
この時計は,昭和24年から仙台駅舎東北新幹線仙台駅建設工事のため取り壊される昭和47年まで駅正面玄関に掲げられていました。仙台鉄道管理局のご好意で,「よい子たち」にプレゼントされたものです。
新しく時を刻み始めたこの時計を「なかよしの大時計」と名付け,遊園を訪れる子どもたちの仲間としてだいじにされています。(宮城県ホームページより)
…ということです。
ここは一度来たことがありましたが、時計のことは知りませんでした。そんな素晴らしいものがここにあったなんて…。
それより、ここが壊されるということはこの時計はどうなるんでしょう。
いてもたってもいられず、もう一度見に行ってきました。(内心、もう工事が始まっていたらどうしようと心配しつつ)
幸いまだ建物と時計は健在でした。
近くで見るととても大きいですね。時代を感じます。
そしてギーッと音を立てて長針の針が時を刻んでいました、今でも動いているというのがなんかとても感動でした!
お分かりでしょうか長針が進んでいるのが。
そしてこの時計はこのあとどうなってしまうんでしょうか?
中央児童館閉館したこともニュースで報じられたのかどうか知りませんが、人知れず歴史的なものがなくなるのはとてもさびしいことです。だれか引き取り手がいるといいんですが。
人知れず…といいますと、先の東日本大震災後に人知れず歴史的建造物が壊されてしまいました。
それは通町の検断屋敷です。とても残念なことです。
先日、塩釜の明治初期の建造物「松亀園」の新聞記事を読んでなおさら思いました。
大きな大きな古時計~仙台駅の時計さ~♪
2013/5/2
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