仙台人が仙台を好きになるブログ(熊谷屋ブログ 駄菓子屋さんです。)

ティーナ・カリーナ 「ひとり昭和歌謡祭 春の特別公演」とコラボ商品

2018/4/29

4月29日(日)東京エレクトロンホールでティーナ・カリーナ さんのコンサート「ひとり昭和歌謡祭 春の特別公演」が開催され、見に行きました。

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昨年「ひとり昭和歌謡祭」と熊谷屋のくるみゆべしをコラボさせていただきました。そして引き続き今回もコラボさせていただき、さらにティーナカちゃん和菓子を作らせていただきました。
ティーナカちゃんのキャラクターの顔をモチーフにしたかわいい練り切り菓子です。
季節の商品を含めて3個入り。とても好評をいただいたようです!
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肝心の「ひとり昭和歌謡祭」ですが前回とまた違う演出でとても楽しく過ごすことができました!
お笑い芸人ニードルのお二人も面白かったです!
コンサートにはお花を贈らせていただきましたが入る際に写真を撮るのを忘れて出てきたときにはもうありませんでした(汗)
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ツイッターのフォロワーさんの写真をアップします。
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また機会がありましたらコラボしたいです!

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仙台の西四番丁はどこにある

2018/4/10

北四番丁 東二番丁 はあるけれど西と南は?
熊谷屋は北四番丁通りから青葉神社方面へ少し入ったところにある。
地下鉄北四番丁駅は北四番丁通りと東二番丁通りの延長(勾当台通り)との交差点にある。
多少無理矢理な話の入り方だが、
まず北四番丁の「丁」は侍屋敷が並ぶ通りを指し、北鍛冶町などの町は商人などの住む通りを指します。
東二番丁も然りで、東に行くにしたがい三番丁、四番丁…と付けられ、北も一番丁、二番丁…とある。(東一番丁は現在東一番町変わっている)
では西二番丁や南四番丁とかもあるのでしょうか?今まで聞いたことがありません。西と南は無くて北と東だけなのです。片方だけってなんか変な感じがします。北鍛冶町に対して南鍛冶町がありますし(元の鍛冶町が北と南に別れた)、対になっていないのはなんか気持ちが悪い。
実はちょっと考えればわかることなのですが、これは仙台城のある地形を中心に考えると合点がいきます。仙台城は青葉山にあり自然の要害とも言われています。前には広瀬川、後ろには竜の口渓谷の断崖絶壁、城下町はそんな広瀬川を越えた向こう側につくられました。無論断崖絶壁に町は作れないので自然と城の東側、北側となるのです。
そして開府当初の仙台藩の城下町の一番外れは現在の市役所がある辺りです。時代とともに城下町は拡張され東へ北へ徐々に広がりそれぞれ一番丁、二番丁、三番丁…、と新しくできたのです。
これですっきりしましたでしょうか?
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「風の時編集部」より

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仙台の地名 同心町

2018/4/10

宮城県菓子工業組合兼仙台菓子組合の事務局は青葉区上杉にある同心ビルの2階にあります。

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この同心ビルという建物の名前ってよく見るとなんか変ですね。同じ心?
実はこの辺は江戸時代、同心町という名前でした。
もちろんこの地名には由来があります。
同心とは町奉行の配下にあった同心衆、つまり現在のおまわりさん的な役割を果たしていた人たちが住んでいた町だったのでこの名がつきました。
同心衆は幕府の庶務や見回りなどの警備をしていたそうです。
変わった地名にはちゃんと意味があるんですね。
ちなみに同心ビルの道を挟んでかんぽ生命保険仙台サービスセンターがあります。この建物は旧仙台簡易保険局で昭和11年に建てられたレトロな建物があります。
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またここから南、錦町一丁目にはモダン建築の、的場邸(旧石原謙邸)があります。
これは遠藤新氏の設計した建物。彼は帝国ホテルを設計したライト氏の弟子で、日本で様々な建築物を残しています。
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そんな昔の建物がある地域なのです。

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へくり沢ウォーキングマップ

2018/4/10

以前もブログに書きましたが、仙台市の八幡町界隈を昔流れていたへくり沢(蟹子沢ともいう)があります。現在は暗渠となているそのへくり沢をもっと地元の人に知ってもらおうと、この度柏木市民センター主導で案内板を作成設置しました。

柏木市民センターでは、これまでへくり沢について4回にわたる講習会から始まり、その後講習会参加者の中から声掛けした有志でへくり沢地形模型の製作、さらに昭和15年ごろのへくり沢が脇を流れる八幡小学校を中心としたジオラマ模型の製作をしました。そしてその2つの模型を活用すべく、へくり沢ウォーキングと題し一般参加者を募集して、歩いてへくり沢を案内したあと柏木市民センターにて模型を使って説明をするという事業を何回かに分けて行われました。さらに集大成としてへくり沢ウォーキングの案内板を作ることになったのです。

これまで柏木市民センターの館長さんはじめ、ジオラマ作成メンバー、関連町内会長連合会の皆様で何度か集まり意見交換をしたり、実際歩いて現場を確認したりしてようやく12月末に案内板が完成設置に至りました。

※下の看板はルート最初のもので知事公館から新坂を下ったところにあります。

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※出来上がった看板を確認するメンバー。
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※マップ作成に向けて協議するメンバー。
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この案内板は単なるへくり沢の説明だけではなく、源流地点から広瀬川への合流地点まで8カ所に設置され、それらを辿ってへくり沢の流水域の跡を散歩してもらい地域の歴史について興味をもってもらおうというのが趣旨です。

案内板の詳細はこちらで見ることができます。↓



さらに、持ち歩きに便利な紙ベースのマップを作ることになり、案内板のデザインが完成後すぐに作業に取り掛かり、年末から始めて締め切りが2月までととてもハードなスケジュールで作ることになりました。(年度末までには全ての事業が終わる予定)

まずはマップ作成メンバーで集まり主旨を理解し、どのような形(デザイン)にするか、内容は何を入れるかなど話し合われました。

マップに関しては散策ルートの表示はもちろん、中に盛り込む情報や、高低差だったり、古地図も入れたい…と色々な意見が出まして、何度も修正をしながらやっと完成にこぎつけました。

マップの大きさはA3サイズの縦に4つ折りになっていて持ち歩きに便利な形状になるよう工夫されています。現在の地図の他に大正元年の地図とも比較することができ、また下部には歩くコースの距離と標高が看板の地点地点でわかるようになっています。

裏面にはへくり沢にまつわる様々な説明や事柄が記載されていて、興味が湧くこと必至です。

もちろん紙面の制約上、このマップに書かれていることで全てではありませんが、概略がわかるように考えて作りました。

3月9日には柏木市民センターてマップ完成お披露目会が行われて関係者が集まり、東北文化学園大学の八十川先生の基調講演がありました。

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こちらは前柏木市民センター館長の岡崎さんです。一連のへくり沢の講座は岡崎館長が始めました。のちに現小野館長が引き継ぎここまで来たわけです。
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また3月17日には一般参加者を募集して、マップを実際手に持って各案内板を辿りながらみんなで歩きました。知事公館から出発してへくり沢をさかのぼりました。
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これが完成したウォーキングマップです。
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コメント (3件)

  1. 米倉 達夫 より:

    この「へくり沢」のウオーキングマップを手に入れることはできるのでしょうか?

    1. admin より:

      「へくり沢」ウォーキングマップは柏木市民センターに問い合わせて在庫があればもらえるかもしれません。

      1. 米倉 より:

        ありがとうございました。(返信が遅れて申し訳ございません)

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銀杏町の桜

2018/3/17

宮城野区の楽天球場の近く医療センター裏、

民家の庭にある桜。
とても立派な桜の木で毎年春になるとたくさんの花を咲かせ昔から地元の人たちに愛されてきました。
以前から道路拡張計画でこの大きな桜の木が計画道路上にあることで伐採が懸念されていました。私も気になって時々見に行ったりしていました。
先日たまたま通りがかったら、まだ桜の木はありましたが民家が無くなっていました。
下の写真はまだ民家があった頃で桜が満開です。
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この木は残るのか、どうなのか?
木だけに気になるところだが…。
周囲を見渡すと道路は桜の木のところでゆるくカーブしている。桜の奥も道路になるのか?
セブンイレブンなどはセットバックしてありいつでも道路になりうる状態である。
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落ちてるマフラーは私のです(恥)
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Googleマップで見てももう道路はこれでいいんじゃないかと思われます。
そんなに広くしてもなぁ。
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熊谷屋のくるみゆべしが「特別審査優秀賞」をいただきました

2018/2/14

第58回全国推奨観光土産品審査会で”くるみゆべし”が入賞し、

「特別審査優秀賞」をいただきました。
「全国推奨観光土産品審査会」は日本の文化である全国各地の優れた日本のお土産品を推奨し、国の内外に知らしめるとともに今後の観光土産品の育成、発掘・振興を図ること及び食品については観光土産品の安心・安全の基準を遵守し、信頼性の向上と健全な生活に資することを目的に毎年実施するコンテストです。
毎年行われているのですが、この度おかげさまで賞をいただきました。
2月1日に東京で表彰式があるということで、行ってまいりました。
その日の東京は仙台よりもずっと寒く午後には冷たい雨が降ってきました。
会場の東京ドームシティホテルに到着。
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早めに着いたので天気が良ければ近くの小石川後楽園の庭園を見てみたいなと思っていたのですが、あまりの寒さと雨に断念しました。
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手前の資料館だけ覗いてきました。
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今回の表彰式のあとのパーティーで受賞商品の試食を提供することができるとのことで、
早めに会場入りし、先に試食のセッティングを行いました。
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ちなみに試食はたくさいんの方に召し上がってもらい大変好評でした。
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表彰式は15:00から始まりました。
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今年は全国507企業から1014点が出品され、審査員52名による審査が行われたそうです。
カメラマンが一人一人記念写真を撮ってくれたのですが、その写真はいただけるのでしょうか…。
ちなみに下の写真はいつもお世話になっている岩手県松栄堂の社長です。
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エッセイストのドラ・トーザンさんが審査員として参加していらっしゃいました。
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特別審査優秀賞のほかに各大臣賞、各会長賞などがあり、菓子・食品・民工芸あわせて74点が入賞。
宮城県で菓子での入賞は熊谷屋のゆべし1件だけでした。
これからも皆様に愛されるよう頑張っていくので、どうぞよろしくお願いいたします。

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ティーナ・カリーナおおきにツアーに参加してきました

2018/1/29

ティーナ・カリーナさん(以下ティーナカちゃん)の「デビュー5周年記念ライブ宮城・大阪里帰り おおきにツアー」が1月にありまして、最終日の1月22日に参戦しました。
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その日は夕方から寒波が入り込み雪が降ってきまきした。出掛ける頃にはかなりの雪で道路も大渋滞でした。当初車で移動する予定でしたが、店を閉めて出発してからぜんぜん進まず、結局北四番丁駅の近くのコインパーキングに駐めて地下鉄で移動しました。
なんとか無事間に合いまして、会場は藤崎百貨店の近くにある仙台Darwin、地下に降りて行くとステージとの距離が近いライブ会場。
こういう会場に慣れていないので最初はちょっと緊張気味というかそわそわでした。
でも、ティーナカちゃんのオリジナルライブも初めてでしたがじっくり曲を聴かせていただくことができました。どれもいい曲すぎて感動でした。ノリノリの曲もありましたが、後半は進むほどしっとりした歌詞がいい、全部いい!
新曲も聴けてラッキーでした。
デビュー5周年、震災後大阪から来て、今や宮城の顔になりつつあるティーナカちゃん。宗さんかティーナカちゃんか、はたまたサンドかみたいな。というより地元じゃないのに地元に密着しているのが面白いし嬉しいですね。
ライブ楽しませていただきました。
これからもご活躍を期待しています。
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お花を飾っていただきました。
ところで今年4月にも「ひとり歌謡祭」なるものの公演があります。これはもうかなり定着して楽しみにされている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
昨年のライブで熊谷屋もコラボさせていただきゆべしを販売させていただきました。
今度の「ひとり歌謡祭」でもコラボさせていただくことが決定いたしまして、今度は新たにオリジナル○△◻︎?※を作ります!(まだ内緒)
詳細はまた近くなってからお知らせ致します。
これは絶対買わないと損です!それだけ言っておきます。楽しみにしていてください。

コメント (2件)

  1. kidmania より:

    4月のひとり昭和歌謡祭春の特別公演でもコラボするんですね。
    ヒントでちょっとバレバレのような気がしますが、予想が当たれば食べるのがもったいないですね。

    1. admin より:

      バレバレですか?(笑) 楽しみにしてくださいね!

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青葉神社の新嘗祭と蕎麦振る舞い

2017/11/23

青葉神社の新嘗祭と蕎麦振る舞い

収穫祭でもある新嘗祭が秋も深まる11月23日に、

青葉神社で行われました。

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境内ではそば愛好家の「宮城手打ちそば研究会」によるそば打ちが行われ、伊達政宗公生誕450年を祝い新蕎麦が奉納されました。

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その後蕎麦は生誕にちなみ450食、お参りに来た方々に振る舞われました。

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その日の天気は曇りでしたが、昨日までの寒さは無く過ごしやすい気温で良かったです。

蕎麦振る舞いの列は長蛇になりましたが、私が行った時はわりと早かったのですぐお蕎麦を頂けてラッキーでした。

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お蕎麦の量は試食程度のものかと思っていたら、しっかり一人前で嬉しい誤算。

コシがあって、香りも口の中で広がり美味しかったです。

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そしてきわめつけは、ミヤギテレビのカメラ取材でインタビューされて放映された模様です。
私は見てませんが恥ずかしい。

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資福寺の紫陽花が見頃です-2017

2017/7/7

先日、北山の資福寺に行ってきました。
ちょうど紫陽花が咲きほこり、それを見に来る人がたくさんいました。

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この時期は毎年ちょうど木蓮も咲いていまして、この木蓮の花はとても大きく人の顔くらいあります。仙台市の保存樹木です。

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今回の目的は紫陽花ももちろんですが、お抹茶をいただきに来ました。

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この時期、書院で抹茶とお茶菓子を提供しています。
縁側に通され板の間に腰を下ろし、池の奥の緑の竹林を眺めながら一服。
お茶菓子はもちろん白松がモナカと熊谷屋のハッカ糖です。
周囲の空間とは隔てられ静かな落ち着いた空間でした。

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ピンクの菓子は熊谷屋のハッカ糖です。

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書院の脇には石碑があり土井晩翠先生の平和の絵が刻まれています。
この絵とよく似たものがうちにもありますが、熊谷屋の向かいの旧土井家からもらった土井晩翠先生直筆の絵と聞いています。

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もし、なんとか鑑定団とやらが来たらこれを鑑定してもらおうと思っています。

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幻の沢? へくり沢 説明看板設置事業

2017/6/26

柏木市民センターでは
これまで「へくり沢」についての講義を数回にわたり開いたり、
地形模型やジオラマ模型を作製したりしてきました。
その後は一般市民を公募して、今度はこれまでの受講メンバーがへくり沢を案内する事業を数回行いました。
4年計画の事業を終え、今後の「へくり沢」の活用について具体的に地域の団体とさらに連携して「へくり沢」を広く知らしめるために市民センターと今までの受講者加えてコミュニティーセンターや近隣の町内会長さんを交えて協議しながら、「へくり沢」の案内説明看板の設置を行なうことになりました。

ということでまずは看板を建てる場所を選考するために現地調査を2回に分けて行いました。
1回目は6月14日に「へくり沢」の河口部分の澱不動尊から土橋を経て春日神社まで、6月20日は春日神社からさらに赤道を経てニノ坂の源流まで。

我々は幾度となく往来したルートですが看板を建てるにはどのようなところが良いのかを考えて歩きました。
両日とも東北文化学園大学 建設環境学科の八十川淳教授も同行してもらいました。

今回、とても貴重だった体験は
石切橋にある小梨石材店さんの敷地にお邪魔させていただいたことです。
普段は春日神社前の四谷用水とへくり沢が交差する場所から見降ろすことしかできないのですが、反対側から見上げることができる場所に立つことができました。

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下方から見たところ↓
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上方から見たところ↓
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へくり沢の流れは上からコンクリートの箱管を通って水が落ち、小梨石材店さんの敷地を通って行く。
今までどうなっているんだろうと、ずっと不思議に思ってました。
へくり沢は小梨石材店さんの庭の下を通っているの?埋まっているの?埋まっていたとしてもへくり沢が開渠だった時は庭の真ん中をへくり沢が流れていたのか⁉︎(石切橋が敷地の真ん中に接しているため)

今でもわずかに浸み出る水。四谷用水あるいはへくり沢からの水なのか…。
コンクリート箱管脇。


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実際見てみるとへくり沢は敷地のヘリを通っていたんですね。
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敷地内の仙台市のマークが入った鉄板の上に立つとゴーッというものすごい水の音がしました。水量の多さと流れの速さがすぐわかりました。
今でもへくり沢が流れているのかと感動しました!

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しかし今までの調査でへくり沢は暗渠になってからは菅が通され雨が降った時に雨水が流れる程度で普段の流れは無いはずだった。
なのになぜこの水量?
同行した方に聞くと上の四谷用水(工業用水)の流れが響いているんだよと言う。ああそう言うことなのかと一時納得したものの、四谷用水との交差地点からはある程度距離があるのにあたかも足元を流れているかの大きな音にはなんだか違和感がありました。


今回小梨石材店さんの敷地を見せてもらい、へくり沢がどのように流れているのかわかりましたが、
ただやはり、へくり沢が庭の真ん中を流れていたのかは確認しませんでした。(また機会があれば聞いてみたいと思います)

コンクリートの箱管は建物の下を通って道路の方へ流れていました。現在の石切橋とは少しズレます。
これはあとで八十川先生に教えてもらったのですが、本来のへくり沢の流れとは別に雨水菅が入っているためだそうです。道路の下(小梨石材店の前)で東から通る雨水菅と合流して西に向かいほぼ道路に沿って南下します。
つまりここで本来のへくり沢の流れから雨水菅は逸れていくのです。

春日神社以北の赤道のマンホールから聞こえる水の流れの音は雨水菅とは言いながら実際のほとんどは生活排水が流れているです。この流れの先は蒲生の浄水場ですが、大雨が降り量が多くなった時にオーバーフロー(「明治時代の煉瓦造の下水道が今なお生きている」参照)で石切橋以南のへくり沢に流し、広瀬川へと排出されるのです。ですから上流ではものすごい水の流れの音はするものの河口の広瀬川への出口からは全く水が流れ出ないのはそういうことだったのです。

へくり沢の現在の水の流れについて、なるほどという感動やでも何故?という疑問が二転三転して、だんだん真相がわかってきました。自分は何度もへくり沢を歩いたり、話を聞いたりしてだいぶわかったつもりでもまだまだ奥が深いです。
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2日目の様子
この直線の小径が赤道であり暗渠です。
ちょうどゆるい谷になっています。
(写真ではよくわかりませんが実際立って左右の道路を見るとその先が登っているのがわかります)
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この砂の部分の土地は昔のへくり沢の河川敷の名残だと説明する若生先生。(上の場所の左側)
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国見小学校へ突き当たる場所にある謎のマンホール。とても珍しい形をしています。これは何を意味しているのか…。
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源流となる二ノ坂にある「二ノ坂コーポ」(芋沢街道踏切を超えたところにあります。)
今なおその名を残す貴重な建物です。
この入り口の奥がとても変わっていてオーナーさんが何かをイメージしたのでは?と考えると面白い。
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